Enovique真空乾燥魚ジャーキーについて|酸化を低減する製法

前回の記事でまずは真空乾燥鹿肉ジャーキーを試して欲しいと言いました。

それはそうなのですが・・・魚系ジャーキーも試してほしい。

と言うのも真空乾燥と魚は非常に相性が良いからです。魚には犬にとって必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている。

必須脂肪酸とは?
体内で十分に作ることが出来ないため、食事から摂取する必要がある脂肪酸

さらに犬にとって利用率が低いαリノレン酸ではなく利用率が高いDHA・EPAが主体だからですね。

しかしEPA・DHAには酸化しやすいという弱点があり、ここで多くの飼い主さんは悩んでします訳です。

実際に製造方法の異なるドッグフードで酸化の数値を分析した事があるのですが、魚系フードは肉系に比べ酸化が進行している結果となりました。

では酸素濃度が低く、超低温加工が可能な真空乾燥だったら?

酸化しやすいDHA・EPAの劣化を低減できるって事です。実際にマイワシを使用した試験では乾燥前・乾燥後でAV値(Acid Value, 酸価)が変化していない事を確認しています。

今回はEnoviqueの魚系真空乾燥ジャーキーがどんなものか紹介していきます。

目次

Enovique真空乾燥魚ジャーキー(ぶつ切りタイプ)について

Enoviqueの第一弾ラインナップだとぶつ切りタイプは『タカベジャーキー』と『ムツジャーキー』が該当します。

タカベという魚はあまり一般的では無いかもですが、Enoviqueの工場がある伊豆名産、夏が旬の美味しい魚です。

タカベはこんな魚

ムツは何しても美味しい魚ですね!

ムツはこんな魚

人間の食べ物では『熟成』、つまり何日か寝かせる場合もありますが、犬の場合、魚は鮮度がが一番と考えております。

Enoviqueの工場は伊豆・伊東港まで車で30分程度と海に近く、定置網で水揚げされた鮮度の良い魚を仕入れる事ができる強みがあります。

仕入先の伊東港

仕入れた魚はすぐに工場に運び、ヒレや尾など引っかかりそうな部分は除去。

ぶつ切りにして真空乾燥しております。

またこれは試験的に一般的なジャーキーの製法(熱風乾燥)と真空乾燥で見た目に違いがあるか?試験してみたのですが・・・

左が熱風乾燥、右が真空乾燥です。

熱風乾燥の方は表面がやや黄色っぽくなっています。これが油の酸化ですね。

真空乾燥にしてからも面取りするなどしておりますが、どうしても魚は多少尖った部分がありますので、気になる場合はこの後紹介する『ふりかけタイプ』を試してみて下さい。

Enovique真空乾燥魚ジャーキー(ふりかけタイプ)について

Enoviqueの第一弾ラインナップで『ふりかけタイプ』はカマスを使用しております。

これもムツやタカベと同じく伊東港より仕入れております。

真空乾燥する工程までは全く同じですが、その後粉砕してふりかけ状に加工。

あまり大きな声で言えませんが・・・
『ぶつ切りジャーキー』と『ふりかけ』は同じ価格設定にしています。魚価自体はそう変わりませんが、粉砕工程でちょっと歩留まりが悪くなる。

つまり『ふりかけ』は・・・ちょっとお得です。

この『ふりかけ』なんですが、もちろん普段のフードにふりかけて使っても良いのですが・・・

ぜひやって頂きたいのが『ぬるま湯で戻してトッピング』です。

トッピングによる嗜好性アップはもちろん、水分補給や投薬、シニアにも良いかと!

あと一応犬用としていますが、猫ちゃんにも好評です!

Enovique真空乾燥魚系ジャーキーの今後について(新商品開発情報)

第一弾ラインナップはぶつ切りタイプの『タカベ』、『ムツ』ジャーキーとカマスふりかけですが、新商品はどんどん出していこうと考えております。

実はぶつ切りではなく刺身状態で真空乾燥すると鹿肉ジャーキーのようなふわっとした食感になる事が分かっており、画像のムロアジなんかも良い。

あと冷凍すらしていない新鮮な生のキハダマグロなんかも仕入れようと思えば仕入れられますので、素材の色を保持しやすい真空乾燥でマグロやると面白いかな、とも。

魚と相性の良い真空乾燥で作ったジャーキー、ぜひ試してみて下さい!

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